2011年3月24日木曜日

引越のコツ 料金の決め方

単身引越しするとき、どうするか悩みますよね?
学生時代、メーカー勤めのサラリーマン時代悩みました。
当時はまだネットが全盛ではなく、電話帳やチラシを見て
何社かに電話、だいたい5社位で自分の想定している料金と
あまりにもかけ離れていて、安い業者選び大変でした。
今は、ネットで自動見積もある業者も多く、メールや電話
で少なくても10社程度は1日でも簡単に見積もりが取れます。
引越屋がどうやって料金決めているか知りたいですよね♪
引越し会社を始めて分かったことを少し公開してみます。

■引越し料金の算定項目■

●必要経費
燃料代
高速代
ドライバーの人件費
社員の社会保険費
事務所に維持費
駐車場代
宣伝広告費
トラックの償却費
自動車保険代
お客様に差し上げる梱包資材代
●会社の利益
●消費税

大体以上の項目から、1台軽トラックで月100万程度の売り上げ
必要経費70万、会社の利益25万、消費税5万といったところで
後はこれを25日で割ったものが1日の売り上げで、さらに
これを引越し現場数で割ったものが1件あたりの引越し料金となります。
1件当り14000円が最低会社維持に必要な料金です。
これはあくまで、小規模なかなり節約している軽トラックオンリーの
会社の場合なので、償却が軽トラックの4倍以上の2トンとなると
この倍以上は必要となり、逆に従業員もいない個人営業の○帽さんだと
もっと安くできます。
そこで、ああ、あのとんでもない引越し料金はこういうことだったのか?
と納得!業者はおそらく1日1件かよくても2件とすると、東京都心だと
●単身ワンルームで箱10個程度の場合はワゴンタクシーで20kmで5000円
●単身ワンルームで軽トラ業者の場合は12000円~20000円
●単身だけと2間か荷物が多い場合は2t業者で25000円~35000円
大体1万~3万前後が相場であったということだ。
これを越している場合は間違いなく過剰品質でぼった栗です。
ただ、安いからと引越し屋以外の廃棄の業者や便利屋を使うと養生も満足にして
いなかったり、荷扱いが悪いので、自分の荷物が壊れてもよいか考えて
引越し業者は選びましょう。
後は休日だったり2月~4月のシーズンは立て込んでいるので避けるか、
しょうがなく引越ししなければならない場合は、1ヶ月以上前に予約するのが
鉄則です。
基本的に配車係はコースを組んでエースは最初に配車しますので、ぎりぎり
に申し込むと、人が足らなくて新人さんだったり、昔とったキネヅカの
他部門の社員さんだったり、最近流行のバイト、派遣、下請けさんなんか
をあてがわれることもあるので注意です。